まんまるなおと

感じることを感じるままに。思いつくことを思いつくままに。

物語

ぼくは作家

ぼくは作家だ ぼくはぼくだけの世界を みんなにも知ってもらいたくて 感じてもらいたくて あわよくば 素敵 と思ってたもらえたら なんて ちょっぴり期待しながら 書いている ぼくは 死ぬほど傷つきやすくて 少しでも あれ?ということを 言われると すぐに胸…

とぅるーすチェイサー

ぼくは小学6年生の女の子。 いや、ほんとうは、 そう書くのは嫌なんだけど、 背負っているランドセルは赤いし、 こせき上もそうなっているらしいので、 そう言うしか ないじゃないか ふん。 ぼくには大の親友がいて そいつも女の子。 たしかあいつは自分のこ…

「さみしいのおと」がきこえてる

ぼくは目が覚めると ここ、地球、にいた だから、ぼくがどこから来たのか わからない どこに向かえばいいのかも 正直 わからない いろいろ わからないから ぼくの生まれた家にいた おとうさん という ひと おかあさん という ひと あに という ひと を 観察…

まんまるマンション

都会の一等地に それは立っている シンプルで品のいい 緑あふれる高級マンション。 まんまるマンション。 エントランスのところには とってもカッコいい門番のひとが 両脇にふたり。 入ってすぐの 右手にコンシェルジュが 笑顔で座る ホテルのフロントのよう…

キャンプファイヤーうぇでぃんぐ🌈

ぱかーーーーーーん✨ と開いた 重厚な 木製の 扉。 その奥には 真っ青な 空 空とは 少し違った 真っ青な 海 その真ん中に 立っているのは 人生史上 もっとも 白い シルクのドレスを纏った 女神。 頭には シロツメクサの 花冠が。。 手には 女神の 空気感 そ…

まあるい村の まんなかの おうち 〜おはなし〜

「まあるい村の まんなかの おうち 」 暖炉を囲んで 座り心地のよいソファが 大きなコの字に連なって 高い天井には大きな天窓 昼には透明 夜にはオレンジ色の ひろびろとした 空間 もふもふ猫ちゃんが うろうろ まったり その空間をぐるっと囲んで住人たちの…

バー「いまもなお」 ∞おはなし∞

距離 と 時間を 超えて 人が訪れるバーがあります バーの主は 話を聞くのもなかなか上手ですが 自分語りが大好き 独特の世界観や タカラバコみたいな体験談を ころころ けらけら ときには しんみり 話します どれがほんとで どれが創り話なのか だれにも と…

まると、虹色かぞく ∞おはなし∞

あるところに おじいさんとおばあさんがいました おじいさんはおばあさんでもあり おばあさんはおじいさんでもありました ふたりには まる というこどもがおりまして まるは ある日 おじいさん∞おばあさんが 川で 遊んでいるときに すいー すいーと とても美…